桜の花が芽吹き、目にも嬉しい春の訪れです。
同時に、花粉症の方にはツラーイ戦いの季節がやってきました。
春は、肝の気が高ぶり、ストレスがたまりやすい、イライラしやすいなどの症状が出やすい季節です。このような方は涼性の緑茶を使った薬膳茶がオススメ。
今回は、春の様々な不調にオススメの一杯をご紹介します。
春の薬膳の基本について
春の薬膳では、肝機能を高めて潤し、滞っている「気、血」の巡りを活性化させる為に酸味のある食材や、発汗作用のあるものを摂ることをおすすめします。
又、冬の間にためこんだ不要なもののデトックスの為に、苦味のある食材を使った薬膳を組み立てます。
春の薬膳について詳しくはこちら
菊花薄荷緑茶の作り方
菊花のお茶は、解毒作用があり、頭痛やめまい、目の疲れに効くとされています。
特に春に出やすい症状、目の充血や痒みがあるときには、薄荷と一緒に。鼻づまりもすっきりします。疲れ目やドライアイには枸杞子と一緒に。
症状に合わせて、オリジナルの組み合わせを楽しみましょう。
《材料》
緑茶 6g
菊花 2g
薄荷 2g
枸杞子 お好みで
お湯 300~350㏄
《作り方》
1.材料をすべてポットにいれる。
2.沸かして一呼吸置いたお湯を1に注ぐ。
3.2~3分ほど蒸らして出来上がり。
薬膳食材情報
緑茶 … 性味:甘・苦・涼 帰経: 心・肺・胃
菊花 … 性味:辛・甘・苦・微寒 帰経: 肝・肺
薄荷 … 性味:辛・涼 帰経: 肝・肺
枸杞子 …性味:甘・平 帰経: 肝・腎・肺